
皆さん、ホラー映画には大きく分けて日本ホラーと欧米ホラーがありますが、その違いをご存知ですか?



まず、日本ホラーは静かでじわじわと恐怖が迫るのが特徴です。たとえば、『リング』ではビデオを見たら死ぬという呪いがテーマですが、これは見えない恐怖、不安感を強調しています。



一方、欧米ホラーは視覚的で派手な恐怖がメインです。『エクソシスト』のように、悪魔がはっきりと登場し、それに立ち向かうエクソシストの戦いが描かれます。



また、日本ホラーは日常の中に潜む恐怖がテーマになりやすいです。家族の呪い、廃屋に潜む霊…それに対して欧米ホラーは非日常、呪われた家、悪魔祓い、怪物との戦いなどが多い。



さらに、日本ホラーでは霊は未練や恨みを抱えた存在として描かれ、倒すのではなく、その原因を理解しようとすることが多いです。逆に、欧米では悪魔やモンスターは「絶対悪」として描かれ、倒すべき存在です。



こうした違いは、文化や宗教の影響も大きいです。日本は因果応報や霊魂の存在が身近であるのに対し、欧米は善と悪の二元論が根付いています。



つまり、恐怖の見せ方や感じ方がまったく異なるわけです。皆さんはどちらのホラーが好きですか?
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